[香川県 糖蜜 × 和歌山県 酒粕]日本古来の伝統技術が融合したミネラル豊富な発酵エキス
ご縁があって出逢ったのは、2つの素材を合わせて開発された「発酵エキス」です。
特に開発者がこだわり厳選したその素材は、全国で数社しか生産されていない香川県東かがわ市の和三盆の「糖蜜」と和歌山県海南市の酒造で創られる「酒粕」。
これらは日本で古くから伝承される技術を大切に守り作られる過程で生まれた副産物。
この「糖蜜」と「酒粕」が合わさる効果は様々で、アミノ酸やミネラルなど豊富に含むため、肌の潤いを保持しキメを整える効果が期待されます。
海外にも日本の伝統産業を伝えていきたい、そんな開発者の思いもつまった「発酵エキス」。
今回はその原料である「糖蜜」と「酒粕」の生産におけるこだわりと、開発秘話をお伺いしました。
目次
伝統技術を守りたいという想いから生まれる「糖蜜」
<生産者 黒川昌雄さん>
落雁などのお菓子として知られる和三盆。
実は日本全国で生産しているのは数社しかありません。
この中で200年以上の伝統技術を守り評判の高い和三盆を作っているのが「ばいこう堂」さんです。
和三盆は鮮やかな色を出すのに重要な白砂糖を作るため、「研ぎ」という練りと「押し舟」という昔ながらの技法で糖蜜を絞る作業を繰り返す必要があります。
大変な手間がかかりますが、「機械化することは簡単。でもそれをしてしまったら戻ることができない。日本の伝統技術を残せるものは残したい、そんな想いでやっています。」と黒川さんは語ります。
口に含むとふわっと広がる甘さで幸せな気持ちになる和三盆。
伝統技術を守りたいという想いから生まれる「糖蜜」を活用させていただけていることを嬉しく思いました。
栄養価も高く、古来より美容にもゆかりのある「酒粕」
<生産者 武田博文さん>
「日本主の色んな魅力を知って欲しい」と和歌山県の蔵で酒造りをしている中野BC株式会社の杜氏の武田さんは語ります。
酒粕は、日本主製造の工程で生まれる醪を圧搾した後に残る白色の固形物で、栄養価が高い素材。古くから甘酒など食材としても親しまれています。
「日本酒作りは目が離せなく、昼間も夜中も関係ない。自分たちの目で見ていち早く変化に気づくことができると愛着も湧いてきます。」
そんな日本酒や酒粕は美容にもゆかりがある素材。
「化粧品に酒粕が配合されることで、日本酒の魅力を知ってもらうきかっけになって欲しい」との願いから、日本主に対する熱い愛情が伝わってきました。
日本を代表する伝統素材だからこそできる働き
健やかな肌を実現するために今回出逢ったのが糖蜜と酒粕の「発酵エキス」でした。
日本の伝統技術を生かした素材かつ肌への効果もある素材を探し求める中で、まず挙がったのが「酒粕」です。アミノ酸などの栄養価の高さを考え純米酒の酒粕を採用。
しかし、酒粕は発酵し菌が生きているので原料として扱いづらく短時間で状態が変わってしまうという悩みがありました。
この悩みを解消したのが、昔ながらの砂糖漬けの考え。
「糖蜜」に酒粕を漬け込むことで菌の働きを抑え、原料化につなげることができたのです。
酒粕と糖蜜それぞれの効果的な働きで、保湿力の高さやオイルコンディションを保つ働きも結果として出ており、高い効果が期待されます。
開発から三年の月日をかけ、希少な原料を提供してくださる会社様とのご縁があってようやく「発酵エキス」は完成しました。
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