【江戸切子プロジェクト⑤】日本のいいものを、ずっと。「日本が誇る伝統技術」と「日本人の肌のための化粧品」の出会い。

2022.07.26
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2020年10月、Coyoriは誕生から10周年を迎えました。

10周年を迎えることができたのも、商品を愛用くださっているお客様あってこそ。

「Coyoriをもっと好きになってもらうために」

「Coyoriのこれからに期待してもらうために」

これまでの感謝の気持ちを込めて、お客様が喜んでくれるものをお届けしたい。

そんな想いを込めて、10周年に向けた特別プロジェクト【「美容液オイル特別版」の創作】が始動しました。

当時プロジェクトを担当したスタッフの佐﨑が、連載形式で10周年特別プロジェクトの軌跡をレポートで振り返ります!

 

*第一弾のレポートはこちら
*第二弾のレポートはこちら
*第三弾のレポートはこちら
*第四弾のレポートはこちら

 

第五弾の今回は、【限定容器 江戸切子の美容液オイル】が形作られていくたびに繋いできた、たくさんの「ご縁」についてご紹介します。

※こちらは2020年11月に販売終了しています。

※掲載情報は2021年8月30日時点のものです。

目次

椎名切子(GLASS-LAB)
―椎名隆行さん、康夫さん、康之さん

▲ 写真は椎名隆行さん

創業1950年から三代に渡り、江戸切子を創り続けてきた椎名切子(GLASS-LAB)。日本で10人ほどといわれる平切子の職人である父・椎名康夫さんと、砂を吹き付けてガラス面に文字や紋様を施すサンドブラスト職人の次男・康之さんの技術に、長男・隆行さんの斬新なアイディアが合わさり、見る人の心を震わせる作品を創っています。

「江戸切子新作展2020」web投票では兄弟で1位・2位のW受賞。「東京都世界発信コンペティション」では特別賞を受賞。思いを込めたガラス製品を贈り手の方と「共に創る」サービスを通し、贈られる方の「心を揺さぶる」ことを使命として、注文を受けてから対面での打ち合わせを経て製造に入るという、顧客と製造者を越えて「共創していく」スタイルを貫いています。

▲ 「江戸切子新作展2020」web投票では1位を受賞した「太陽の花」

隅田川の東側、江東区の清澄白河に構える工房へは様々な方が訪れ「めざましテレビ」や「有吉くんの正直さんぽ」などさまざまなメディアにも特集されています。工房見学のほか、予約制の「液ダレしない醤油差し」の制作体験にも参加することができます。

▲ 椎名切子「GLASS-LAB」の工房内。

【椎名さんコメント】
美容液オイルを使ってみた際に良い商品を真面目に作っている印象を受け、使ったらそれまでで廃棄されてしまう化粧瓶をサスティナブルな形で使うという取り組みに将来性を感じました。今までにない形で製造できることにワクワクしました。

椎名切子(GLASS-LAB)
https://glasslab.official.ec/
〒135-0023 東京都江東区平野1-13-11

箱義桐箱店

明治元年創業。宮内庁や国立博物館、日本橋高島屋でも取り扱われ、昭和60年には東京都知事より「優秀技能賞」を授与、昨年の令和元年には第4回100年企業顕彰(広域圏関東1都10県)100年経営大賞「東京都知事賞」を受賞した1世紀以上長く愛され続けている桐箱店です。

椎名さんにご紹介いただき、【限定容器 江戸切子の美容液オイル】のサイズに合わせて特注で桐箱を設計いただきました。桐箱の蓋にはオリジナルで限定容器と同じ「七宝」紋様の加工も。

▲ 今回特注で設計いただいた桐箱製の化粧箱。玄関口の印鑑入れや、リビングの小物入れに。

箱義桐箱店
https://hakoyoshi.com/
東京都台東区東上野1-27-12 箱義ビル

株式会社オット_ディレクション
―佐枝一太さん

▲ 椎名切子工房内の撮影風景。椎名さん(左)と佐枝さん(右)

「ロンドン国際広告賞」「交通広告グランプリ」「日経広告賞」「中日新聞広告賞グランプリ」など数々の受賞歴をもち、化粧品会社を中心に様々な企業の広告やプロモーション活動におけるアートディレクションを行っています。

▲ 佐枝さんがディレクションした会報誌2021年秋号の限定容器のメインビジュアル写真。 鈴木さん撮影。

【佐枝さんコメント】
限定容器を初めて拝見した時は、まさにCoyori 10周年の記念事業に相応しい美しいプレミアムボトルの完成だと感銘を受けました。

株式会社オット 
代表取締役アートディレクター 佐枝一太

株式会社 boil_フォトグラファー
―鈴木崇史さん

▲ 鈴木さんが撮影した会報誌2021年秋号の表紙写真。

「第64回 広告電通賞 準新聞広告電通賞 / 食品・飲料部門最優秀賞」「カンヌライオンズ2014アウトドア部門金賞」「ADC賞2014」など他多数の受賞歴があり、商品撮影の分野に特化したスタイル。

0.09mmの技術で施した限定容器の「七宝」紋様のひとつひとつを余すことなく、最高の1枚で形にしてくださいました。

【鈴木さんコメント】
神は細部に宿る、という言葉を体現するかの様な細かな部分にまで見所がある作品だと思いました。手に触れてみる事で、より一層何か感じられるものがあるのではないかと思います。

株式会社boil
フォトグラファー 鈴木崇史
http://takashi-suzuki.com

コピーライター
―黒田友紀子さん

「日本のいいものを、ずっと。」というコピーは黒田さん考案のもの。このひとことに限定容器の企画に込めた想いが表現されています。

【黒田さんコメント】
人と人とのつながり、自然と人とのつながり、伝統技術と人とのつながり・・・。普段から、人とのご縁や自然や環境とのつながりを大切にされているCoyoriの想いが、美容液オイルそのものだけにとどまらず、江戸切子の容器に刻まれた七宝紋様や、一輪挿しとして容器の口を加工するサービスなど、ものづくりの細部にまで込められていることに感銘を受けました。私自身もこのご縁を大切にしたいと思っております。

コピーライター 黒田友紀子

カメラマン
―露木聡子さん

実家が写真館で女性誌を中心に活動中。Coyori公式Instagram、代々木公園の店舗「umi to mori」の撮影を担当。

【露木さんコメント】
江戸切子と聞いてエッジの深い鮮やかなものを想像してたので初めてみた時はこんなに繊細なのもあるんだと驚きました。手触りも柔らかく、coyoriさんの雰囲気にぴったりだと思いました。

カメラマン 露木聡子
https://www.instagram.com/satokotsuyuki1975/

次回はいよいよ最終回!第6弾もぜひご覧ください。

 

*バックナンバー

【江戸切子プロジェクト①】世界で数個だけ、美容液オイル特別容器の開発秘話

【江戸切子プロジェクト➁】特別な技法を受け継ぐ職人、伝統と革新の融合を実現し続ける工房との出会い

【江戸切子プロジェクト③】世界に一つの小瓶がつなぐ七つのご縁をたぐるまで。江戸切子の美容液オイル

【江戸切子プロジェクト④】心震わせる、「七宝」文様に込められた職人の想い。ご縁が紡いだ世界で1つの江戸切子